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公益財団法人 高松市国際交流協会主催の「みんなの防災」セミナーにて香川県内にお住まいの多国籍の参加者に対してのご講演内容の視聴

公益財団法人 高松市国際交流協会主催の「みんなの防災」セミナーにて香川県内にお住まいの多国籍の参加者に対してのご講演を共有頂きました。

ご講演内容の視聴を希望される学生の皆さんはSLセンター窓口でお声がけください。

主催者様のご連絡内容を以下に記載させて頂きます。

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公益財団法人 高松市国際交流協会主催の「みんなの防災」セミナーにて香川県内にお住まいの多国籍の参加者に対して講演をさせていただきました。

近年、香川県には外国人が多く滞在しております。2010年と2019年の在県外国人数を比較すると10年間に約5,000人増加しており、また同期間における国の特別名勝である栗林公園への外国人観光客数は約110,000人増加しております。他にも3年に1度、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」なども訪れるきっかけとなっております。

多くの外国人が訪れる中でダイバーシティ&インクルージョンの意識が高まる一方、災害において外国人の命を守る対応が不足していることから、このセミナーで「文化・宗教上の違い」や避難所での「食習慣」に気づくきっかけになれば、と考えました。今回議論をしてみた結果、多国籍の方において、災害時の食事については、「ハラルやベジタリアン・ヴィーガンなど、宗教や主義における精神的安全」言葉の壁を越えて食物アレルギーを認識して頂くことによる身体的安全」を考えなければいけない、ということが解りました。参加者からは、「宗教的観点により、食べられるもの、食べられないものがある。しかし日本人としては宗教的に疎い部分もあり、アレルギー>宗教は果たしてそうなのか?考えさせられる研修でした。」「交流する中でお互いの習慣や文化が理解できるので、防災についてもスムーズに理解できるようになるのでは?」などの感想コメントが寄せられました。

尚、今回は香川大学の学生たちにもグループコーディネーターとして、ワークショップのファシリテーションを実施していただきました。

今回の目的は国際交流がベースにあり、防災はそのきっかけでした。さらには次世代を担う学生たちのコーディネーション能力の向上、防災で最も重要な身体や健康をつくる食べ物へのアプローチ、SDGsを考えることや、災害の視点で見るまちの特徴や魅力の発見などにも繋がりました。またNHK高松放送局、瀬戸内海放送にご協力いただき多くの市民に伝えることができましたので、宜しければ以下よりご覧ください。(瀬戸内海放送2021年11月8日掲載)

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