防災人材育成プログラム

紹介

 近年、対応が迫られている防災活動について、2020年度から日本赤十字社愛知県支部と名古屋学芸大学が共同し防災人材の育成を行うSLCプロジェクト。
 地域住民、教職員、学生が学び合える防災人材育成プログラムを実施。

活動

日本赤十字社愛知県支部×名古屋学芸大学 2022年度 防災人材育成プログラム(災害時高齢者支援講習) 6回め

防災人材育成プログラム6回め災害時高齢者支援講習を3月11日に終了しました。

新型コロナウイルス感染症感染拡大の直前に企画し、日本赤十字社愛知県支部様にご協力頂き、日進市市民・本学学生・教職員を対象に実施してきましたが、2022年度は6回のすべてを実施することが出来ました。

参加者意見: 避難所で起こり得る課題にどのように対応すればよいのか学ぶことができた。リラクゼーションの方法なども実際に体験出来て良かったと思う。/災害時に役立つだけでなく、ン地上でも使えるような便利な方法を知ることができてためになりました。/避難所での生活を初めて知る機会になりました。知っておくとすごくためになるお話が多くて良かったです。/タオルケット・毛布を使ったガウンや足湯の方法は大変参考になりました。災害時に役立てるよう努めます。/タオル・毛布はとても参考になりました。リラクゼーションは日常でもできることでした。日々のつながりが災害時に大切だと考えさせられました。/避難所での支援は大変であるので互いに助け合うことが大事であることが分かった。/コミュニケーションが大事と思いました/相手の気持ちになって聞きながら何を望んでいるのかを知る事、リラックスしてもらう事など、又は体を動かす等、少しは何か役に立つ事を学べたかなと思います。/リラクゼーション良かった。/災害が人に及ぼす影響は様々で特に高齢者等の弱者に対する援助は不可欠であり、他者による支援が必要と思われる。その知識や技術を習得する機会になった。これからも防災を学び深めたい。/被災地の被災者にどう支援できるかと日赤での研修、支援技術などを学び、ボランティア活動に役立てると良いと思います。/座学の途中に手足を動かす内容が入り良かったです。/平常時でも役立つ内容でよかったです。/皆さんの声や話し方がとても柔らかくて、人に何かを伝える時に大切なことだなあと思いながらお話を伺いました。/演習ができたことに満足しています。ガウンの活用方法は大変参考になりました。

この日は、3月11日。東日本大震災が起きた日です。直前に学生らが行った「みなみそうまSL2022」の活動紹介と、福島県の絵本の紹介も行われました。

そして、今回もトルコ・シリア地震救援金募金にたくさんのご協力を頂きましてありがとうございました。

トルコ・シリア地震救援金募金6,152

※2023年度も6回の防災人材育成プログラムを行う予定です。ぜひご参加ください。

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日本赤十字社愛知県支部×名古屋学芸大学 2022年度 防災人材育成プログラム(幼児安全法短期講習)5回め

防災人材育成プログラム4回め 幼児安全法短期講習を2月18日に終了しました。

参加者意見: 成人向けの救急蘇生法は、学ぶ機会がありますが、小児向けのものは、ほとんどないので、貴重な機会を頂きました。何度も繰り返し練習しないと、イザという時に、実施できないので、またこのような学ぶ場をつくって頂きたいと思います。/「遊びの大切さ」講習中の在り紙でも、雰囲気が分かったので、実感しました。生き残った大切な命を工夫して避難生活していくこと重要なことと分かりました。/公助がすぐに来られない場合のために、自分や地域の人々を自分たちで助け合う必要があると分かりました。/バンダナが色々役立つことが分かりました。/あらかじめ印刷したものがあればいいと思いました。/小学校用のものを特別に展示していただいてよかった。/いざ災害となったとき、自身の安全が確認できたとき、どのような活動ができるのか、これまでの復興から、実例を紹介していただけると学びになります。/万全なコロナ対策で、安心して受講できました。

防災人材育成プログラムの直前に起こったトルコ・シリア募金を呼びかけ、2月20日に日本赤十字社愛知県支部様にお持ちしました。

トルコ・シリア地震救援金募金:8,500円

皆様からの温かいお心に感謝いたします。

次回もぜひご参加ください。

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日本赤十字社愛知県支部×名古屋学芸大学 2022年度 防災人材育成プログラム(赤十字救急法短期講習)4回め

防災人材育成プログラム4回め 赤十字救急法を11月26日に終了しました。

参加者意見: 日本赤十字社の創立の経緯もわかり、今まで知らなかった赤十字社の色々を知る機会になりました。技術的なことは一度では分からないので今後も講座を受けていきたいと思います。(トレーニングとはいえ、緊張しました!)/スライドは、見やすく、話すスピードもよく理解できました。同じスライドが2画面で大きかったというのも、見やすさにつながっていたと思います。/事前に、細やかに連絡を下さったのが大変助かりました。/授業や車校で学んだことはありましたが、自分から講習を受けたのは初めてでした。より具体的な実践方法を学べたため、万一のときの安心材料として覚えておきたいです。/今までAEDの使い方など学んだことがあったけど、うつぶせの人の体位の直し方などもっと細かいところまで学ぶことができて、すごく貴重な経験になりました。/とても分かりやすかったです。今回の学びだけでなく、大出血時の止血方法や幼児の場所、厚い服を着ている際の一次救命についても学びたいと思いました。/講師の方がていねいに教えてくださり分かりやすかった。

引き続き、皆様のご参加をお待ちしています。

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日本赤十字社愛知県支部×名古屋学芸大学 2022年度 防災人材育成プログラム(DIG)3回め

9月17日(土)にDIGを行いました。

学生2名・市民8名の参加者でしたが、日本赤十字社愛知県支部と関係奉仕団の指導員から丁寧にご指導いただきました。

意見交流ができて、様々な視点から考えることができた。フィルムが重ねにくかった。/地域への理解度が低く苦労しましたが、分担や話し合いでとても楽しく行えました。今回は内容が多く、1つ1つの時間が短かったのですが、内容はとても重要で参考になりました。/日頃、話し合うという事がないので有意義な時間であったと思います。より多くの市民の方が参加してくれるようにけい発ができるといいと思います。/自分の辺りのことが具体的に理解が出来、良かった。初めてみる物が多く参考になりました。/展示物の内容はよかった。もっと展示物を見る時間がほしかった。/地域での防災訓練でもとり入れたい。防災経験がない事は幸せな事だと思うが、DIGを通して災害に対する知識をより多く深める事ができ、参加して良かった。/参考にして地域で広めたい。いつ学んでも忘れていることがある。/大変役に立ちました。パーテーション等ある事に安心できます。IMG_0069.JPG


日本赤十字社愛知県支部×名古屋学芸大学 2022年度 防災人材育成プログラム(大規模災害に備える)2回め

2回めは7月9日(土)に「大規模災害に備える」を行いました。

「大規模災害に備える」では、東日本大震災後本学学生と共に宮城県石巻市にボランティアに行った教員からの報告と非常持ち出し袋の中身をグループで話し合って決めてリュックに詰めました。

本学学生・大学院生2名、日進市民11名の13名が参加されました。

限られた大きさの耐火の避難袋に何を詰めるのか?

必要とされる様々な生活用品(水・食料・スリッパ・タオル・応急処置セット・懐中電灯・クッション等)を前に、必要?、何に使う?袋に入る?などとグループで相談しながら、耐火リュックに詰めました。

そのほか、名古屋学芸大学の学生の被災地支援の資料や非常持ち出し袋に入れる便利なものや日本赤十字社愛知県支部からは毛布・緊急セット・安眠セット、赤十字の活動パネルなどの展示がありました。

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参加者から、東日本大震災後の学生さん達の活動報告により、災害についてより考えさせられました。災害時に他人の力になれる人でありたいと思いました。非常袋の準備において、100円均一ショップの利用は便利だと思いました。家に帰ったら非常持ち出し品、備蓄について話し合いたいです。/ 災害への備えは、個人の色が出るもので日々、考えておかなければならないとよく分かりました。災害への恐怖は自分で和らげストレスはへらせると分かりました。/手軽に準備できる物(質やコスト面)を活用して、日頃の生活に必要な物を利用して準備する。参考となった。